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アウシュヴィッツとクラクフ

「アンネの日記」に出合ったのが小学5年生。この場所にいつか来れたら、と思っていました。

 

映画でテレビで見慣れた風景。いざ、アウシュヴィッツ・ビルケナウ収容所に立ち、さまざまなストーリを見聞きして、これはアンネ・フランクや数百万人のストーリーだけではなくて、私のストーリーでもあるのだと実感しました。

 

第二次世界大戦中のユダヤ人迫害は、ドイツ軍ナチスが始めたものではなく、民衆の憎悪感情がはじまりだったそうです。誰の心の中にも人を憎む気持ちがあるのだとしたら、これは歴史の話ではなく、今起こっている話なのだと思いました。

 

クラクフの街は、街全体が世界遺産に登録されているそうです。住む人の誇りを感じながら、美しい街を歩きました。